2016-06-30

フランス滞在許可証更新 10年カードとれるかな (5) 新しいカードの交付 -167

フランス滞在許可証更新 10年カードとれるかな シリーズ、感動の最終回です。
(前回までの記事はこちらから👉 (1)書類申請開始 (2)書類と面接準備 (3)県庁へ書類提出&面接当日(4)市役所での面接

6月下旬のある日、県庁より召喚のお手紙が届きました。5月下旬に最後の市役所との面接だったので、1ヶ月程度で通知が来たのでびっくり。思ったよりずっと早かったです。

パスポート、古い滞在許可証、レセピセ(3ヶ月有効の仮滞在許可証)、260ユーロ分の収入印紙を持ってきて新しい許可証の引き取りに来てください、とのこと。

このお手紙からは、カードが10年なのかどうかわかりません。書いてくれてもいいと思うのですが、書いてないのでドキドキしながらカード引き取りへと県庁へ足を運びました。

カード引き渡しで出てきた担当者は最初からめっちゃ態度悪くて、機嫌も悪くて、余計なことは一切話さない方がいい感じ。10年のカードが出てきても、出てこなくても、質問したいと思っていたことがあったのですが、そんなことしたら怒鳴りつけられそう・・・

ウゲー、何なの、コノ愛想の悪さは、、と思っていたところ、半分投げつけられて渡されたカードは✨10年✨の期限。嫌な感じ!と思っていたのにもかかわらず、にこやかに、良い日をね〜、なんて優しくあいさつして席を去ることができました。

自分の語学能力を示す書類が何もないことにあせって、高いお金を払ってTCFのテストを受けたのですが、この結果は結局受理されませんでした。別に語学能力を示せなくても10年カード取得には関係なかった様子。。県庁と市役所と、二回あった面接が重要だった気がします。テストは高くつきましたが、結果は望んだ通りだったので、ヨシとしましょう♪これで10年は滞在許可証関連で何もしなくてすむのが嬉しいです。

そして、一人で諸手続きを一通りこなせたのも自分の自信につながる良い経験となりました。正直、11年いたスペインからフランスに移住してきてこの1年くらい、育児中心の生活で働いてもいないし、言葉も大して進歩ないし、どうにもフランスが自分の場所という感じがしなくて、心が宙ぶらりんでした。でも改めて、少しだけどフランスにインテグレートしている自分がいることに気づきました。未だに自分の場所、という感覚は出てこないのですが、もう少し時間が経ったら変わるかな?

とりあえず、滞在許可証の件が思った通りに落ち着いてよかった!楽しく夏を迎えることができます♪







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2016-06-23

フランスの中学生用国語教材 -166

大人が外国語を一から学ぶのと子供が一から国語として言語を学ぶのは、同じ言語習得でも別モノ、本や教材は違うものを使ったほうがいいと思っていました。しかし最近、中学生くらいの教材を使う機会があるせいか、この年齢を対象にした教材であれば大人が外国語として勉強するのにも十分使える、と考えが変わってきています。

週に一度通っているフランス語のクラスがあるのですが、来ている外国人のレベルはバラバラ、フランス人は改めてフランス語を勉強したい人(何かのテストで論文を書かないといけないとか)という構成で成り立っているクラス。

学校自体、フランス語に関しては小学校から高校までの子供たちの勉強サポートがメインなので、外国人用のフランス語クラスはどちらかというとおまけ的授業。教材はフランスの子供用国語教材しかなく、私たち外国人に使われるのが12〜13歳(Collège 6e-5e)の中学生の教材。しかしこれがなかなか侮れず、語彙、文法、読解、ディクテ、どれをとっても大人の外国語学習者にちょうどいいのです。

私が今B1レベルなのですが(テストを最近受けた結果)、多分B2レベルの人くらいまで学習教材として使えるのではないかと感じています。同じ課題をやっているよくできる同級生がB2受験を考えているようで、その子もいいと言っていたので。さらに上のレベルの外国人とフランス人には15歳(Collège 3e)の教材が使われています。

先日、古い教材全部捨てるから使うなら好きなの持っていっていいよ、と学校の先生が段ボール3箱山盛りで中学4学年分(Collège 6e-3e)の教材を持ってきてくれました。どれもこれも10年くらい前の版なのですが、きれいなのでいくつか頂いてきました。文法の本が欲しかったのですが、他の人たちに持って行かれてしまったので、残っていた読解とエクササイズが付いている本と語彙の本、全学年を一冊くらいずつ。


ちなみにフランスの中等教育は中学と高校の7年。中学が四年制で、日本の小六から中三の学齢にあたります。学年の数え方は6e, 5e, 4e, 3eと学年が上に上がるごとに数が少なくなり、高校が三年制で、2e, 1e, Terminationといいます。

⇩の教材は中一にあたる5eの本。写真は、"語る"ということを勉強する章の中の一つ、ナレーターがどういうものなのかをロビンソンクルーソーを題材にして勉強する課のページです。ほどよく知らない言葉を勉強できて、内容も興味を持って読めます。今年の夏の勉強に使うことにしました。


それから、ディクテの練習にいいよ、と教えてもらったのが、動詞の活用の本で有名なBescherelleという出版社のサイトの中にあるディクテの教材ページ。こちら小学生と中学生用があります。しっかり書く勉強になるので最近使い始めました。

子供の教育に興味あるなら見てみたら?と教えてもらったのが、Académie en ligneのサイト。小学校から高校までの全教科の学習内容が見れます。この中に13歳(Collège 5e)前後の子供にオススメとされる読み物の本のリストがあったのですが、Amazon Franceで本を検索してみると評価も読めるし、kindleだったらサンプルダウンロードもできるし、興味あったら面白いかもしれません。あとでチェックしてみよう。

検定試験向けとか実用的な勉強では決してないのですが、私は子供の宿題のお手伝いがしたい、という夢があるので、フランスの国語教材を知るいい機会と思って使ってみることにしました。学校が終わって完全独学となる夏の間は、この中学生用の教材も使ってフランス語の勉強をしようと思います。


1歳8ヶ月の次男も長男のこの時期同様、バイクに興味深々。どんなバイクでも見ると乗りたがるのですが、実際にエンジンをかけて乗るとブルブルと動くのが怖いようで、泣き出してしまいます。かわいい❤️


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2016-06-16

島へ遠足! イール・デ・ザンビエール Île des Embiez -165

イール・デ・ザンビエール(Île des Embiez)という近場の島に行ってきました。シーフー(Six-Four-les- Plages) という町からフェリーに乗って10分弱で着いてしまう小さな島なのですが、観光用にしっかり整備され、でも自然も上手に保護してあるとても気持ちのいい島でした。

余談ですが、ここはパスティスというフランスのリキュールのブランド"RICARD"の創立者ポール・リカール(Paul Ricard)所有の島。今はもう亡くなっているので彼らの家族が所有しています。イール・デ・バンドール(Île de Bandol)という近くの島も彼らの所有だそうで、超ビリオネア。昨年はジョニー・デップの村、32億円で売りに出される、というニュースもあったし(今は離婚騒ぎでそれどころじゃないだろうけど、売れたのかしら?)、フランス国内の村や島がまるごと個人の所有地になっている場所もあることを知りました。島って、いくらで買えるのだろうか。。
 
ちなみに↑こんなお酒。写真はこちらからお借りしました。

フォトログです。船乗り場。2016は年3月終わりから10月初旬までのハイシーズン、往復で大人14,5€、子供(3歳−12歳)9€、犬7€、自転車8€、スクーター50€、車120€。



 食事できるところがいくつかあるので、まずは軽くランチ。チキンとラタトゥーユ、サラダのついたセット。小さいのがアレなんですが、パンももっちりしていたし、おいしかったです。もちろんパスティスも頼みましたよ。

そのあとに島を走る観光電車に乗りました。電車の運転手さんのしゃべりが面白かったです。聞き惚れてしまいました。最後尾に物を載せる荷台も付いているので、ベビーカーや自転車も一緒に移動可。


カヌーやサーフボードに乗って遊んでいる人たちを見かけました。

船着場のちょうど真裏にあたる、ビーチがない岩場で泳いでいる人たちを見かけました。個人船舶できている人も多かったです。

お店がないのでボートでアイスクリームを販売。


ポール・リカールの眠るお墓がこの塔の右横にあります。写真撮れなかったけど。

お隣の無人島、Île du Grand Rouveau。灯台だけあります。

フランス本土が見えます。

独自の植生が面白くて、風の強さに耐えてきた植物の形が不思議。



島を走る乗り物は、すべて電動。ゴミは持ち帰りが基本だし、自然や環境保護の姿勢が徹底していました。

船着場から水族館方向に続く遊歩道があるのですが、ポール・リカールの伝記が展示されているので読むことができます。

フランス語でローリエローズ(Laurier-Rose -日本語名チョウチクトウ)という花があるのですが、夏はこの花であふれています。綺麗な花なのですが、毒性あるのであまり触らないほうがいいそうで。

水族館がL'Institut océanographiqueという建物の中にあったのでいってみました。地中海に生きる魚や貝がいるだけで、クジラやイルカのような大きな動物がいるわけでもなく、華やかさには欠けたのですが、子供達はそれなりに喜んでいました。

この島ではワインも作っていて、歩くとこんなワイン畑も見かけました。この島だけで3万ボトルの生産があるとか。試飲できるところもあるので、改めて来たい場所です。

地元を知る、初夏の気持ちのいい遠足になりました♪



島情報:  http://www.lesilespaulricard.com

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2016-06-08

BIOスーパー Bio&Co で ヘルシーランチ -164

田舎暮らしになって、すっかり減ってしまった外食の機会。久々に子供を学校に預けている間に友人たちとランチをしてきました。ちょくちょく行くオーガニックスーパーBio&Coに併設されているレストランです。


ランチメモ。Wifiが使える、日当たりの良いレストラン。カウンター席もあります。

私はビオのサーモンサンドウィッチ。小さいサラダとフライドポテトの付け合わせがついて16ユーロ。

具がパンはさんで二層あるので高さのあるサンドウィッチです。大きな口でかぶりつき。

別の友人が頼んでいたベジタリアン・サンドウィッチ。さらに高さアリ。付け合わせは同上。14ユーロ。

もう一人の友人のイタリアンバーガー。ちょっと小さい印象だけど、美味しそうな引き肉。付け合わせは同上。

付け合わせで出た雑穀パン

オーガニックスーパーだというのに、飲み物のオーダー時に迷わずコカコーラください、と頼んでしまったうらら。ごめんなさいね、ビオのレストランなのでコカコーラはないんです、って苦笑しながら言われてしまいました。ちょっとアホ丸出しではずかしー。💦

でもカフェインレスのビオ・コーラはあるとのことだったので、それを頼んでみました。

オーガニックなコーラってどうやって作るんだろう、と思ったのですが、原材料を見ると、炭酸水にきび砂糖とカラメル、天然コラノキと柑橘類で香りづけ、となっていました。お味は本家のコカコーラにそれなりに近くて美味しかったです。

ベジタリアンメニューが豊富で、サンドウィッチやバーガー、パスタなどもみんなオーガニックな素材が使われています。価格は一皿12〜16ユーロ程度。今日のランチが13,9ユーロでした。飲み物を入れてと20ユーロくらいのお財布感覚。スーパーも気に入っているのですが、レストランの方も対応が良かったし、食事の素材も良かったので、またランチリピートしたいと思いました。席が限られているので、事前に予約した方がいいようです。

Bio&Co
スーパー営業時間 :  9h ~ 19h30 月曜から土曜日ランチ休憩なしで営業
ランチは12時から

住所 : 3, Avenue de l'Université 83160 La Valette du Var

2016-06-05

メゾンカイザーのパンレシピより ルヴァンを作る -163

この数ヶ月、パン作りにハマっています。同じレシピでつくってもその日の温度や湿度で同じ結果にならないので、状態を見て粉や水加減、発酵時間や温度を調整します。その毎回の変化が楽しくて、面白い。少しずつ、膨らまないな、とか、うまくいきそう、とか感覚がつかめてきたところです。(生地が失敗したらグリッシリーニに変更で解決)

パン種はイーストを使わず天然酵母から起こしています。紅茶やりんごから酵母を作っていたのですが、最近はルヴァン種(Levain)という小麦粉、ライ麦粉、水から起こしたものを使っています。

天然酵母の作り方も載っているようなパンの本をしっかり読みたくなり、フランス語の勉強も兼ねて"Le Larousse du pain"という本を買ってみました。


はるか昔、東京で会社員していた頃に美味しくてちょくちょく買っていたメゾンカイザーというパン屋さんがあるのですが、そのパリの家元、エリック・カイザー氏の本です。他にもフランスの有名なパン職人さんもいると思いますが、知らないのでまずは彼の本を購入。

フランスの代表的なパン、バゲッドやカンパーニュのようなハード系のパン、クロワッサンやブリオッシュのような甘めのパンもバラエティ豊かに作り方が載っているのですが、ベーグル(アメリカ)、フォカッチャ(イタリア)、プンパーニッケル(ドイツのライ麦パン)、ブロア(ポルトガルのトウモロコシ粉のパン)など世界の有名パンレシピもあるので、ながめるだけでも楽しいです。さらに、そば粉、ふすま、使ったことないような粉を使ったレシピも色々あるので、おいおい作りたいとおもっています。

さて最近、この本にあった方法を参考にパン種をつくってみました。

1日目
よく消毒した瓶に20gのライ麦(Farine de seigle T130)と20gの水を入れ(水はブリタでろ過した水道水)さらに5gのはちみつを入れて、よく混ぜる。ふたを少し開けて、種が空気に触れることができるようにして室温で放置。表面が乾いてくるので、時々かき混ぜる。ふくらむのかな、と思って線を引いてみたのですが、特にふくらみません。


2日目
容器を少し大きめのものに移し変えて、1日目の種に40gのライ麦と40gの水、5gのはちみつを加えて混ぜ、1日目と同じように管理。

3日目
容器をさらに大きめのものに変えて、2日目の種に80gのライ麦と80gの水を加え、前日と同じように管理。

4日目
1日目から泡が出ることもあるそうですが、私が今回作った時は4日目まで静かでした。今度はプラスチックの容器に移し替え、100gの強力粉か準強力粉(Farine T65)と100gの水を入れてかき混ぜる。さらに12〜15時間おいて、パン種として使い始めることができます。


その後は冷蔵保存。水と強力粉か準強力粉(Farine T65)と水が1対1の比率になるように加えて継ぎ足ししていきます。目安はパン種残の半量。例えば200gの種が残ったら、50gの小麦粉と50gの水、計100g。冷蔵庫に入れた翌日には使える状態になっています。小麦粉ではなく、ライ麦や全粒粉、半粒分を加えていくと、栄養があるせいか小麦粉より活性します。2、3回継ぎ足すと状態がおちついて、写真の感じよりもう少し弾力がついてきます。

この種を作って焼いた、強力粉/準強力粉(Farine T65)、ライ麦(Farine de seigle T130)、スペルト小麦(Farine de Petit Épeautre) のカンパーニュを焼いてみました。焼きたてより、少し冷ました方がいい風味になりますね。研究が続きます♪









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2016-06-01

TCFの結果が出ました - 162

TCF (Test de Connaisance du français / フランス語学力テスト)という語学試験を4月の末に受験してきました。

仏検やDELF/DALFに比べると知名度低めですが、フランス語を母国語としない人のフランス語能力を簡単に素早く判定するフランス国民教育省による語学能力認定試験です。

TOEIC のフランス語版という感じで、合否ではなく点数によりフランス語の能力を欧州共通基準(CECRL)の6段階のレベル(A1 - C2)で等級付けされ、証明書が発行されます。聴解、語彙・文法、読解、のマークシート問題が義務、オプションで口頭表現と文書作成の表現力試験も受験できます。

10年の滞在許可証を申請するにあたり(その話はこちら)自分の語学能力を示す書類がほしいがための受験でした。県庁との書類提出予約日前にDELFのテストがなかったので全ての試験を受けたのですが、結果はこんな感じでした。


全部B1におさまっていました。滞在許可書更新時に所有の有無を問われるディプロマのレベルより上だったのでよかったです。

テスト準備: 受験を決めてから受験日までが日数があまりなかった上に、子供の春休みもあったので準備は不足気味。マークシート部分のテスト対策はTV5のサイトにあるTCFの対策問題を解いた程度でした。文書作成は、CIEPのサイトに出ていた作文の問題を書いて大学の先生に添削してもらい、口頭表現はitalkiというオンラインのサイトで先生を探し、3回ほど練習しました。口頭表現も文章表現も回数をこなして練習できるわけでもなかったので、常に時間配分を意識しながら練習しました。

ネットで授業ってどんなもんなんだろう、と半信半疑でitalkiを使ってみたのですが、トライアル授業を複数受けてみて、目標を持ったスピーキングの練習だったら継続的に使ってもいいな、と思いました。

テスト雑感: 文法と語彙は知っているか知らないか、なので簡単なのも難しいのもそんなものだな、と思ったのですが、聴解と読解はその量に圧倒されました。フランス語の能力をあげることはもちろんですが、どんなテストなのかを知る勉強をもう少ししたらよかったかもと思いました。

特に読解問題。問題数を時間で割ると1問あたり1分55秒あるのですが、中盤すぎくらいから文章量が増えて内容が複雑になり設問も難しくなってきて、この時間内での解答はきびしくなります。問題が簡単な序盤に反射神経で答えて時間を作っていかないと、後半が大変。私は最後の方は読みきれなくてナナメ読みして質問の答えではなくて自分の常識から考えた回答を選んでいました。😅 聴解も一度しか聞けないし、読解も一回で理解して回答する練習をすべきだな、と学びました。

オプションの口頭表現と文書作成については、点数を落とすだけだろうから、と受験を最後の最後までどうしようか考えていました。テストを受けた時点でフランスに来て1年4カ月。独身時代とは違って勉強にしっかり時間を割けるわけでもないので、表現力がB1に届いていたのは嬉しかったです。

今回ものすごく久々にテストというものを受けたら、テストの後2日ほどひどい頭痛が続きました。間違いなく日頃使っていない頭を急激にフル回転させたのが原因。前々から少し感じていましたが、、頭が弱くなっています 😱 語学力向上のためにいつかまた何かの語学試験を受けたいと思っていますが、その前に集中的に頭使う練習しないと。










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